【追記】2025年10月5日午前3時に、小笠原近海で台風22号(ハーロン)が発生しました。
最新の進路予想や沖縄・九州への影響については、こちらの記事で詳しくまとめています。
→ 台風22号2025米軍&気象庁進路予想は?沖縄,九州への影響も調査
「台風22号の“たまご”は出てる?進路は日本に来るの?」
そんな疑問を、気象庁・米軍JTWC・Windy・ECMWFの最新情報から速報でお届けします。
結論:2025年10月4日現在、台風22号の“たまご”は未確認。
直近では台風21号(Paolo/Matmo)が活動中です。
\いざという時に備えよう!/

【最新】台風22号2025の“たまご”発生状況
2025年10月4日時点では、台風22号の“たまご”は公式にはまだ発生していません。
ただし、各国の気象機関では「発達の兆しがある雲の塊」をすでに監視しています。
- 米国のTropical Weather DiscussionによればInvest 94Wが現在監視対象となっており、Tropical Cyclone Formation Alert(発生可能性あり)が発令されています。位置は北緯 23.8°、東経 143.3°。最大持続風速は約 23 ノット程度。
引用元:気象予報サービス- ハリケーン/台風追跡サイト“HurricaneZone”でもINVEST 94Wが「他に台風なし」という警戒下にある擾乱として表示され、今後24時間〜48時間の発達を見込む予報が記述されています。
引用元:HurricaneZone- “Zoom Earth” の Invest 94Wトラッキングマップでも、雲塊として可視化され、発達可能性を持つ系統として扱われています。
引用元:Zoom Earth
つまり、「未確認」ではあるものの、有力な候補(Invest 94W)が監視対象になってきている段階、という状況です。

今は未発生だけど、10月は台風の発生ピーク!油断は禁物だよ。
台風21号(Paolo/Matmo)の最新情報
比較対象として、現在活動中の台風21号の状況を確認しておきましょう。
台風21号(PAGASA名「Paolo」、国際名「Matmo」)は、南シナ海にあって、時速25キロで西北西へ進んでいます。
- 気象庁(10/4午後9時):中心気圧980hPa、最大風速は30m/s(約108km/h)。
台風は西北西方向へ進行中で、今後ルソン島を経て南シナ海方面へ抜ける見込みです。 - フィリピン気象庁(PAGASA):Paoloと命名し、北ルソン付近の強風・大雨に警戒を呼びかけています。
- 進路予報では、サブトロピック高気圧の縁を回る形で西進し、週末にかけて南シナ海を通過して中国南部・ベトナム方面へ向かう可能性が高いとみられています。
- 一部モデルでは、陸地との接触後に一時的に勢力を弱める見込みもあるものの、海上では依然として発達条件が整っていると分析されています。
フィリピンや南シナ海周辺では大雨・強風による影響が出始めており、地域によっては避難勧告が出されているエリアもあります。

台風21号が進行中!その後に22号のたまごが立ち上がる可能性あり。
台風の「たまご」とは?
「たまご」とは、まだ台風になっていないが発達の可能性がある熱帯低気圧や雲の塊のこと。
この段階では不安定ですが、短期間で一気に台風化することもあります。

台風のたまご=“発達予備軍”。要チェックだよ!
米軍JTWCの監視と進路予測
JTWC(米軍合同台風警報センター)は、西太平洋や南シナ海などで発生する台風や熱帯低気圧を常時監視しており、発生初期段階から詳細な情報を出しています。
台風のたまごが出ると「Invest」としてマークし、他機関より早く警戒情報を出します。
台風22号の“たまご”候補であるInvest 94Wについても、JTWCが最初に注目した機関のひとつです。
- ABPW10(西太平洋の熱帯擾乱アドバイザリ)
台風のたまご候補(熱帯擾乱=Invest)の情報が最初に掲載されるテキスト報告です。
現在このABPW10の中で、Invest 94Wが「監視対象」として記載されています。 - TCFA(Tropical Cyclone Formation Alert/台風発生警戒)
台風に発達する可能性が高いと判断された場合に発令される警報で、
「今後24時間以内に台風へ発達する見込み」という意味を持ちます。
Invest 94Wに対してもこのTCFAが出されたとの報告があります。
進路予測の特徴
JTWCは台風や熱帯擾乱に対して、1〜3日先までの進路予測を作成します。
進路の誤差範囲(信頼区間)も併記されるため、予報の確度を把握しやすいのが特徴です。
現在は「北北西〜西北西へ進み、徐々に組織化する可能性がある」との傾向が複数の予測サイトでも示されています。

TWCは速報性バツグン!たまご段階から要チェック。
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)の解析
ECMWFモデルは予測精度の高さで知られています。
数日〜1週間先の進路や発達傾向を見たいときに最適です。
2025年10月4日時点では、「ECMWF が 94W に対して明示的予報を公表した」という情報は確認できませんでしたが、ECMWF の予報チャートや海面温度・風シア解析図を参照することで、「発達可能性のある場」かどうかを見極める材料にはなります。

長期の進路予想ならECMWF!信頼度は世界トップクラス。
Windyでの確認方法
Windyは、ECMWFやGFSなど複数モデルを比較できる無料ツール。
雨雲・風の流れ・気圧の動きが色で視覚化され、台風のたまご候補も一目で分かります。

Windyは「見える化」が強み!家族みんなで予測を確認できるよ。
気象庁公式との違い
- 気象庁:台風発生後に公式発表。最も信頼度が高い。
- JTWC/ECMWF:台風のたまご段階から速報。
速報は海外機関、確定は気象庁と使い分けましょう。

速報=JTWC&ECMWF、確定=気象庁!賢く情報を使い分けよう。
台風22号が日本へ及ぼす影響は?
現状は「たまご未発生」なので具体的な影響は未定です。
ただし10月は体育祭・文化祭・行楽などのイベントシーズン。
たまご発生速報が出たら、予定や防災対策を早めにチェックしておきましょう。

行事シーズンは要注意!速報が出たら予定と備えを即チェック。
最新台風情報チェックまとめ
- JTWC:速報性に強い
- ECMWF:進路予測精度が高い
- Windy:視覚的にわかりやすい
- 気象庁:公式発表で最終確認
この4つを組み合わせることで、効率よく最新情報を把握できます。

台風シーズンは「4つの情報源」を併用するのが新常識!
まとめ:台風22号2025たまご発生状況と米軍進路
2025年10月4日現在、台風22号のたまごはまだ未発生。
ただしInvest 94W が監視対象化されており、TCFA 発令など「発達警戒」段階に入っている情報も出てきているので、今後の発生に注意が必要です。
防災グッズや予定の見直しを行いながら、JTWC・ECMWF・Windyで速報を確認し、最終的には気象庁の公式情報で判断しましょう。

台風22号のたまごはまだだけど、発生は時間の問題かも。落ち着いて準備しよう!
\いざという時に備えよう!/

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