e-Taxでマイナンバーカードが読み取れない場合、スマホのNFC設定・マイナポータルAPアプリ・電子証明書の期限・アクセス集中などが原因であることが多いです。
スマホ設定やアプリを確認し、時間帯を変えて再試行することで解決するケースも多いため、まずは環境とカードの状態をチェックしてみましょう。
確定申告をe-Taxで行う際、スマートフォンでマイナンバーカードを読み取ろうとしても「カードを認識できません」「読み取りエラー」と表示されて進めないことがあります。
特にスマホをカードにかざしても反応しないと、「スマホが壊れている?」「カードが使えない?」と焦ってしまいますよね。
しかし、e-Taxでマイナンバーカードが読み取れない原因の多くはスマホ側の設定やアプリ環境、カードの状態、アクセス集中などの要因です。
つまり、原因を一つずつ確認すれば自宅で解決できるケースも少なくありません。
この記事では
- e-Taxでマイナンバーカードが読み取れない原因
- スマホ認証エラーの対処法
- Android・iPhone共通のチェックポイント
- 2026年シーズンに多いアクセス集中のパターン
などをわかりやすく解説します。

まずは「スマホ側の原因」と「システム側の原因」を分けて考えるのが解決の近道です。
一番多い原因は「スマホ側の環境」
e-Taxでマイナンバーカードを読み取る場合、スマホの環境が整っていないとカードをかざしても認識されません。
特に次の3つは最初に確認したいポイントです。
| チェック項目 | 内容 |
| スマホ対応機種 | マイナンバーカード読み取り対応端末か |
| ブラウザ | 推奨ブラウザでアクセスしているか |
| アプリ | マイナポータルAPが最新か |
例えばAndroidならChrome、iPhoneならSafariなど、推奨ブラウザでアクセスする必要があります。
また、スマホに「マイナポータルAP」アプリがインストールされていない場合、カード認証が正常に行われないことがあります。
アプリが古いバージョンのままでもエラーが発生することがあるため、まずはアプリを最新状態にしておくことが大切です。

スマホ・ブラウザ・アプリの3つが揃って初めてマイナンバーカード認証が動きます。
NFC設定とカードのかざし方
「ICカードを認識できません」と表示される場合、スマホのNFC機能やカードのかざし方が原因であることも多いです。
NFCとは、スマートフォンがおサイフケータイなどで利用するICカード読み取り機能のことです。
この設定がオフになっていると、マイナンバーカードは読み取れません。
読み取りのコツは次の通りです。
- NFC(おサイフケータイ)をオンにする
- スマホケースやリングを外す
- 指示が出てからカードをかざす
- 10秒ほど動かさずに密着させる
Androidは背面中央付近、iPhoneは端末上部が読み取り位置になることが多いです。
カードを動かしすぎると読み取りが途中で止まることがあるため、動かさずに待つことがポイントです。

“動かしすぎ・離しすぎ・ケース付き”が読み取りエラーの三大原因です。
マイナポータルAPアプリのトラブル
e-Taxのスマホ認証では、途中で「マイナポータルAP」アプリが起動します。
このアプリが正常に動作しないと、カード認証が途中で止まることがあります。
よくあるトラブルは次の通りです。
- アプリがインストールされていない
- アプリが古い
- 外部アプリの起動がブロックされている
対処法としては
- アプリを最新版に更新
- ブラウザのポップアップ許可
- ブラウザとアプリを再起動
などを試してみましょう。

マイナポータルAPが正常に動いているか確認するだけで解決することも多いです。
暗証番号エラーとロックに注意
マイナンバーカードの暗証番号は、連続して間違えるとロックがかかります。
特にe-Taxで使う「利用者証明用電子証明書」の暗証番号(4桁)は、3回連続で間違えるとロックされてしまいます。
ロックされた場合、スマホでは解除できません。
市区町村の窓口で暗証番号の初期化と再設定が必要になります。
そのため、暗証番号があいまいな場合は何度も試すのではなく、メモなどを確認してから入力することが大切です。

暗証番号は3回ミスでロック。焦らず確認してから入力しましょう。
電子証明書の有効期限切れ
マイナンバーカードには「電子証明書」というデータが入っています。
カード本体の有効期限とは別に、電子証明書にも有効期限があります。
エラー表示が
- 電子証明書が見つかりません
- 電子証明書が失効しています
などの場合、電子証明書の期限切れの可能性があります。
この場合、自宅で解決することはできません。
市区町村の窓口で電子証明書の更新手続きを行う必要があります。

カードは有効でも電子証明書が期限切れというケースもあります。
なお、e-Taxではマイナンバーカードの読み取りエラーのほかにも
「電子署名登録時に致命的なエラーがあります」と表示されて電子証明書登録ができないケースもあります。
電子証明書登録エラーの原因や対処法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ e-Tax電子証明書登録できない?「電子署名登録時に致命的なエラーがあります」の原因と対処法まとめ
2026年シーズンに多いアクセス集中
確定申告の時期は、e-Taxやマイナポータルの利用者が急増します。
アクセスが集中すると
- ログインできない
- 読み取りエラーが出る
- 認証が進まない
などのトラブルが起きることがあります。
特に夜20時~24時はアクセスが集中しやすい時間帯です。
比較的スムーズなのは
- 平日午前
- 早朝
- 昼間の時間帯
といわれています。

混雑時間を避けるだけでエラーが解消することもあります。
対応していないスマホの場合
古いスマートフォンの場合、そもそもマイナンバーカード読み取りに対応していないことがあります。
その場合、どれだけ設定を変更してもカードを読み取ることはできません。
その場合は
- 家族の対応スマホを借りる
- PC+ICカードリーダーを使う
などの方法でe-Tax認証を行うことができます。

スマホが非対応なら別端末を使うのが最短ルートです。
最終チェックリスト
どうしても読み取れない場合は、次のポイントを確認してみてください。
| チェック項目 | 確認内容 |
| カード状態 | カードの傷や曲がり |
| スマホ対応 | 対応機種か確認 |
| NFC設定 | オンになっているか |
| アプリ | マイナポータルAP最新版 |
| 時間帯 | アクセス集中時間ではないか |
これらを確認しても解決しない場合は、市区町村窓口やサポート窓口に相談するのがおすすめです。

カード・スマホ・時間帯の3点を確認すると原因が見えてきます。
また、確定申告シーズンはe-Taxのトラブルだけでなく、税務署を装った詐欺メールも増える時期です。
「未払い税金のお知らせ」というメールが届いた場合の見分け方や対処法については、こちらの記事も参考にしてください。
▶︎ e-Tax「未払い税金のお知らせ」メールは詐欺?本物との見分け方と対処法
まとめ|e-Taxでマイナンバーカード読み取れない原因
e-Taxでマイナンバーカードが読み取れない場合、原因は次のようなものが多いです。
- スマホの設定や対応機種
- NFC機能の設定
- マイナポータルAPアプリ
- 暗証番号ロック
- 電子証明書の期限切れ
- アクセス集中
エラーが出た場合は、「スマホ環境」「電子証明書」「時間帯」「カード状態」の順番で確認すると原因が見つかりやすくなります。
焦って何度も操作するより、落ち着いて一つずつ確認していくことが大切です。

原因を切り分ければ、ほとんどの読み取りエラーは解決できます。


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