ドリームコアは危険なコンテンツではありませんが、独特の世界観から「怖い」「不安になる」と感じる人がいるため、危険と言われることがあります。
SNSでよく見かける、不思議でどこか懐かしい空間。
なのに、なぜか胸がざわつくー。
この記事では、ドリームコアが「危険」「怖い」と言われる理由を心理学的に整理しつつ、意味や元ネタ、実際の影響についてわかりやすく解説します。
不安の正体を知れば、必要以上に怖がる必要はありません。
ドリームコアとは?意味と基本的な特徴
ドリームコアとは、夢の中のような非現実的な空間を表現したビジュアルアートや動画ジャンルのことです。
主にTikTokやInstagram、YouTubeで広まり、
- 誰もいない学校の廊下
- 空っぽのプール
- 色味が歪んだ住宅街
- 不自然に静まり返った空間
といった情景が多く使われます。
一見ノスタルジックで癒し系にも見えますが、どこか現実とズレている。
この「微妙な違和感」が、ドリームコア最大の特徴です。
この世界観は「リミナルスペース(境界空間)」という概念と深く関係しています。
日常と非日常の間にある、曖昧な空間。それが見る人に強い印象を与えるのです。

夢みたいなのに現実っぽい。その“ズレ”がドリームコアの核心です。
ドリームコアの元ネタと歴史的背景
ドリームコアのルーツは、海外のインターネット文化にあります。
特に有名なのが「Backrooms(バックルーム)」というミームです。
無限に続く黄色い部屋に迷い込むという都市伝説的設定が拡散し、そこから「リミナルスペース」というジャンルが派生しました。
その後、ノスタルジーや夢の断片的要素を加えたものが「ドリームコア」として独立したのです。
日本では2020年代に入って急拡大。
ホラーゲームやインディー作品、VTuber配信などと融合し、一気に認知度が高まりました。
つまり、ドリームコアは突然現れた危険コンテンツではなく、インターネット文化の進化の中で生まれたアートジャンルなのです。

元ネタは都市伝説ミーム。ホラーというより“ネット文化の進化形”です。
なぜドリームコアは「危険」と言われるのか
では、なぜドリームコアは危険という声が出るのでしょうか。
理由は大きく3つあります。
① 現実感のズレによる不安感
脳は「いつも通り」を前提に世界を認識しています。
しかしドリームコアは、見慣れた風景をわずかに歪ませます。
この微妙な違和感が、脳に「異常かもしれない」という警戒信号を出させるのです。
② 不気味の谷現象
人間らしいけれど微妙に違うものに恐怖を感じる心理現象。
ドリームコア空間はこれに近い状態を作り出します。
③ 孤独・空虚感の刺激
無人空間や静寂は、孤独や存在不安を想起させます。
これが「なんとなく怖い」という感覚につながります。
| 要因 | 内容 | 影響度 |
| 現実の歪み | 微妙な違和感 | 中 |
| 不気味の谷 | 人間的だが異質 | 中〜高 |
| 孤独感の喚起 | 無人・静寂 | 高 |
ただし、これは“心理的な違和感”であり、物理的な危険があるわけではありません。

危険というより「脳がびっくりしている状態」と言えます。
心理的影響は本当にある?
結論から言うと、個人差は大きいです。
感受性が高い人や、不安傾向が強い人は影響を受けやすい傾向があります。
具体的には:
- 不安感の増幅
- 一時的な孤独感
- 眠る前に思い出してしまう
といった軽度の心理反応が報告されています。
しかし医学的に「危険なコンテンツ」と定義されているわけではありません。
ドリームコアは刺激が強いホラーというより、曖昧さを楽しむジャンルです。
むしろアート的に楽しんでいる人の方が多いのも事実です。

影響は“人による”。怖いと感じたら距離を取ればOKです。
影響を受けやすい人の特徴
特に注意したいのは次のような人です。
- 不安障害傾向がある
- トラウマ体験がある
- 深夜に長時間視聴する
- SNSアルゴリズムで連続視聴している
アルゴリズムは似た動画を次々に表示します。
その結果、没入しやすくなることがあります。
子どもやティーン世代も、区別がつきにくいため注意が必要です。

感受性が高い人ほど“ハマりやすい”のも事実です。
安全に楽しむためのポイント
ドリームコアは楽しみ方次第で安全に触れられます。
おすすめはこちらです。
- 明るい部屋で視聴する
- 長時間連続視聴を避ける
- 不安を感じたら中断する
- 「これはアート」と意識する
不安になったら、現実感を取り戻す行動を取りましょう。
散歩、会話、温かい飲み物などが効果的です。

“違和感を楽しむ”くらいの距離感がちょうどいいです。
まとめ|ドリームコアは本当に危険?
ドリームコアは、心理的に不安を刺激する要素があるため「危険」と言われることがあります。
しかし、
- 医学的に有害とされているわけではない
- 主に心理的な違和感が原因
- 個人差が大きい
という点を理解すれば、過度に怖がる必要はありません。
むしろ、人間の脳が曖昧さにどう反応するのかを体験できる、興味深い表現ジャンルとも言えます。
怖いと感じたら距離を取る。
楽しめるならアートとして味わう。
それがドリームコアとの賢い付き合い方です。

正しく理解すれば、危険よりも“奥深さ”が見えてきます。

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