【2026年10月2日最新】
2026年9月28日にスタートした朝ドラ「ブラッサム」。
タイトルを見て、「ブラッサムってどういう意味?」「ブロッサムとは違うの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
「ブラッサム」は英語のblossomから付けられたタイトルで、「花」「開花」「花が咲く」といった意味があります。
朝ドラ「ブラッサム」では、単に花が咲くという意味だけでなく、主人公・葉野珠(はの・たま)が人生の中で自分らしく花を咲かせていく姿や、モデルとなった作家・宇野千代さんが愛した「桜」にもつながっています。
さらに、第1話では松田聖子さんの「チェリーブラッサム」が流れ、YOASOBIが歌う主題歌のタイトルも「咲き誇れ」。
知れば知るほど、作品全体に「花を咲かせる」というテーマが散りばめられていることが分かります。
この記事では、ブラッサムの意味やブロッサムとの違い、朝ドラのタイトルに込められた意味や由来について詳しく紹介します。
ブラッサムの意味は?
「ブラッサム」は、英語でblossomと書きます。
主な意味をまとめると次の通りです。
| 英語 | 主な意味 |
| blossom(名詞) | 花、特に木に咲く花 |
| blossom(動詞) | 花が咲く、開花する |
| 比喩的な意味 | 成長する、才能などが花開く |
Cambridge Dictionaryでも、blossomは木や植物が花をつけることだけでなく、人が魅力的になったり、成功したり、自信をつけたりする意味でも使われています。
そのため、日本語では単純に「花」と訳すだけでなく、「花開く」「成長する」「才能が開花する」というニュアンスも持つ言葉です。
朝ドラ「ブラッサム」の主人公・珠は、さまざまな困難を経験しながら小説家として自分の道を切り開いていきます。
まさに「blossom」という言葉が、珠の人生そのものを表しているともいえそうですね。

ブラッサムには「花」だけでなく「花開く・成長する」という意味もあるんですね!主人公・珠にぴったりのタイトルです。
ブラッサムとブロッサムの違いは?
「ブラッサム」と「ブロッサム」は、まったく別の英単語というわけではありません。
どちらも元になっている英語はblossomです。
Cambridge Dictionaryによると、blossomの発音はイギリス英語では /ˈblɒs.əm/、アメリカ英語では /ˈblɑː.səm/ とされています。
英語の発音をカタカナで完全に表すことは難しいため、「ブラッサム」「ブロッサム」といった表記の違いが生まれることがあります。
ただし、今回の朝ドラの正式タイトルは、
「ブラッサム」
です。
しかも脚本を手がける櫻井剛さんは、作品発表時に「ブロッサム」ではなく「ブラッサム」であることを強調しています。
そのため、朝ドラについて検索したり記事に書いたりする場合は、正式タイトルである「ブラッサム」を使うのが正しいです。
| 表記 | 朝ドラでの扱い |
| ブラッサム | 正式タイトル |
| ブロッサム | blossomのカタカナ表記として見かけることがある |
| 英語 | blossom |
「ブラッサムとブロッサムでは意味が違う」というより、同じblossomをカタカナでどう表すかの違いと考えると分かりやすいでしょう。

「ブラッサム」と「ブロッサム」は別の意味ではありません。朝ドラでは正式タイトルの「ブラッサム」と覚えておけばOKです!
朝ドラ「ブラッサム」のタイトルの由来は?
朝ドラ「ブラッサム」というタイトルには、制作側から明かされている大きな意味があります。
それが、
「咲き誇れ」
という思いです。
公式の作品紹介では、「ブラッサム」は「開花」を意味し、主人公・葉野珠が自分自身を肯定し、奮い立たせる言葉としてタイトルに込められていると説明されています。
珠の人生は、決して順風満帆ではありません。
女学校卒業後に代用教員として働き始めるものの解雇され、故郷を離れることになります。
その後、小説の懸賞応募をきっかけに作家への道を切り開きますが、関東大震災や戦争、結婚と離婚、倒産や借金など、さまざまな出来事を経験していきます。
それでも自分らしく生きることを諦めず、やがて小説家として「花を咲かせる」のが珠です。
脚本の櫻井剛さんも、人生には花咲く瞬間だけでなく、そこにたどり着くまでに出会いや別れ、困難があると説明しています。
「ブラッサム」というタイトルには、そうした人生の中でも前を向き、いつか自分らしい花を咲かせてほしいという思いが込められているのでしょう。

ただ「成功する」という意味ではなく、いろいろな経験をしながら自分らしく咲いていく。それが「ブラッサム」の大きなテーマになりそうです。
ブラッサムには宇野千代の「桜」の意味もある
「ブラッサム」というタイトルには、もう一つ重要な意味があります。
それが、
cherry blossom=桜
です。
朝ドラ「ブラッサム」の主人公・葉野珠は、作家の宇野千代さんをモデルにしています。
宇野千代さんにとって、桜は特別な存在でした。
公式の作品紹介でも、宇野千代さんのトレードマークが桜だったことがタイトルの由来として紹介されています。
着物はもちろん、赤いちゃんちゃんこなどにも桜のデザインを残しており、「桜」は宇野千代さんを象徴するモチーフの一つです。
さらに宇野千代さんは、作家としてだけではなく、雑誌出版やファッションなど幅広い分野で活躍しました。
人生の中で次々と新しいことに挑戦し、いくつもの「花」を咲かせた生き方も、「ブラッサム」というタイトルに重なります。
つまりタイトルには、
「珠自身が人生で花開く」という意味と、「宇野千代さんを象徴する桜」という2つの意味
が重なっているのです。

ブラッサム=開花だけではなく「チェリーブラッサム=桜」までつながっているんですね。宇野千代さんを知るとタイトルがさらに深く感じられます。
朝ドラ「ブラッサム」は宇野千代さんの人生をどこまでモデルにしているのでしょうか。
実話との違いや結婚・恋愛遍歴についてはこちらで詳しく紹介しています。
→ ブラッサムのモデルは宇野千代!実話との違いや結婚・恋愛遍歴を解説
第1話の「チェリーブラッサム」もタイトルと関係?
2026年9月28日に放送された第1話では、松田聖子さんの「チェリーブラッサム」が使用され、話題になりました。
第1話は昭和57年(1982年)、晩年の珠の場面からスタート。
珠が執筆するそばでラジオから「チェリーブラッサム」が流れるという印象的な演出でした。
制作統括の村山峻平さんによると、この曲が選ばれた理由の一つは、当時の1980年代の雰囲気を伝えるためです。
しかし、それだけではありません。
モデルとなった宇野千代さんが好きだった「桜」とも重なることから、「チェリーブラッサム」が選ばれたことも明かされています。
もともと台本の段階からこの曲を使うことが決まっていたわけではなく、冒頭で流す曲を検討する中で「桜」と結びついたのだそうです。
ドラマのタイトルが「ブラッサム」。
宇野千代さんを象徴するのが「桜」。
そして第1話に流れたのが「チェリーブラッサム」。
偶然ではなく、作品のテーマを印象づける演出だったことが分かります。

第1話で「チェリーブラッサム」が流れたのにもちゃんと意味があったんですね!タイトルを知ってから見返すと印象が変わりそうです。
主題歌「咲き誇れ」とブラッサムの関係は?
朝ドラ「ブラッサム」の主題歌は、YOASOBIの「咲き誇れ」です。
「ブラッサム」に込められた「咲き誇れ」というメッセージが、そのまま主題歌のタイトルにもつながっています。
主題歌の原作小説を書き下ろしたのは、小説家の綿矢りささん。
モデルとなった宇野千代さんを敬愛する綿矢さんが原作小説を書き、それをもとにYOASOBIが楽曲を制作しています。
また制作統括の村山峻平さんは、「咲き誇れ」というメッセージについて、自分自身が咲き誇るだけではなく、隣にいる人にも咲き誇ってほしいと願う意味が込められていると説明しています。
こうして見ると、
ブラッサム=開花
↓
宇野千代さんを象徴する桜
↓
チェリーブラッサム
↓
咲き誇れ
と、タイトルから劇中の演出、主題歌まで一つのテーマでつながっていることが分かります。
「ブラッサム」という一言が、ドラマ全体を象徴するキーワードになっているのかもしれませんね。

タイトルも第1話の曲も主題歌も「花」でつながっています。これからドラマの中に登場する桜にも注目したくなりますね!
ブラッサムの意味についてよくある質問
朝ドラ「ブラッサム」のタイトルについて、気になるポイントをまとめました。
ブラッサムは日本語でどういう意味?
英語の「blossom」には、「花」「花が咲く」「開花する」といった意味があります。
人について使う場合には、才能が花開く、成長する、成功するという意味でも使われます。
朝ドラでは、主人公・珠が自分らしい人生を歩み、小説家として花を咲かせていく姿にも重なっています。
ブラッサムとブロッサムはどっちが正しい?
どちらも英語の「blossom」をカタカナで表したものとして使われることがあります。
ただし、2026年度後期のNHK連続テレビ小説の正式タイトルは「ブラッサム」です。
脚本の櫻井剛さんも「ブロッサム」ではなく「ブラッサム」であることを作品発表時に強調しています。
チェリーブラッサムとはどういう意味?
「cherry blossom」は日本語で桜の花という意味です。
朝ドラ「ブラッサム」のモデルとなった宇野千代さんにとって、桜はトレードマークとなる特別なモチーフでした。
なぜ朝ドラのタイトルが「ブラッサム」なの?
「開花」を意味するblossomから、主人公・珠が自分自身を肯定し「咲き誇れ」と奮い立たせる意味が込められています。
さらに「cherry blossom=桜」はモデルとなった宇野千代さんのトレードマークでもあり、2つの意味が重ねられています。

「ブラッサム」という短いタイトルに、珠の人生と宇野千代さんの桜、そして「咲き誇れ」というメッセージまで込められているんですね!
まとめ|ブラッサムには「開花」と「桜」の意味が込められている
今回は、ブラッサムの意味やブロッサムとの違い、朝ドラのタイトル由来について紹介しました。
「ブラッサム」は英語のblossomで、「花」「開花」「花が咲く」といった意味があります。
朝ドラ「ブラッサム」では、主人公・葉野珠がさまざまな困難を乗り越えながら自分らしく花を咲かせていく姿に重ね、「咲き誇れ」という思いが込められています。
さらに、cherry blossomの「桜」はモデルとなった宇野千代さんのトレードマーク。
第1話では松田聖子さんの「チェリーブラッサム」が流れ、YOASOBIが歌う主題歌も「咲き誇れ」と、作品の随所に「花」や「桜」のモチーフが散りばめられています。
「ブラッサム」というタイトルの意味を知ると、これから珠がどんな経験を重ね、どんな花を咲かせていくのかにも注目したくなりますね。


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