🆕 更新日:2025年10月23日(木)時点の最新情報です。
10月下旬、日本列島は秋晴れの穏やかな日が続いていましたが、南の海上では台風26号の“たまご”とみられる熱帯低気圧の動きが始まっています。
米軍JTWC(合同台風警報センター)・ヨーロッパ気象庁(ECMWF)、気象アプリ「Windy」など各機関が監視を強化しており、今年新たな台風になる可能性も。

また南の海で怪しい渦が…秋でも油断できませんね!
台風26号の“たまご”発生状況【10月23日最新】
2025年10月22日深夜時点で、台風26号2025のたまごとされる低圧域がフィリピン東方海上にあり、JTWCでは「97W」として監視中です。
- 海面水温:29〜30℃と発達しやすい条件
- 上層風(垂直風切変):弱く、渦が形成されやすい
- 米軍JTWCによる発達評価:「LOW → MEDIUM」への引き上げが検討中
今後24〜48時間以内に熱帯低気圧(TD)→台風26号へ発達する可能性が高いとみられています。

JTWCの“MEDIUM”は要警戒。24時間以内に一気に格上げされることも!
米軍JTWCの最新進路予想

台風26号の米軍進路予想(10月23日最新)では、JTWCがMEDIUM評価へ引き上げ。
Joint Typhoon Warning Centerの監視マップでは、フィリピン東方で渦が拡大中です。
西〜北西方向に進行しており、発達が進めば沖縄〜九州南部付近を通るルートの可能性があります。
JTWCの分類では以下のような進行ステータスが使われます。
| 警戒レベル | 意味 |
| LOW | 発達の可能性は低い |
| MEDIUM | 発達の可能性あり(48時間以内) |
| HIGH | 台風化目前、24時間以内に昇格の可能性 |
現在は「MEDIUM」ですが、海面温度と雲の組織化から見てHIGH昇格は時間の問題。

赤マーク(HIGH)に変わったらほぼ“台風26号確定”と思ってOKです!
ヨーロッパ気象庁(ECMWF)の予測モデルも注目
ヨーロッパ気象庁(ECMWF)による台風26号 2025の進路予想では、西日本〜本州南岸を通過するシナリオが出ています。
2025年10月25〜27日にかけて気圧が980〜990hPaラインまで低下する予想。
ただし、高気圧の位置や偏西風の流れによって、東寄りに逸れる可能性も。
ECMWFは他機関より長期的な変化を早く察知する傾向があるため、数日先の見通しを立てるには欠かせません。

ヨーロッパモデルが“発達強め”を出すと当たること多いんですよね…!
Windyで見るリアルタイム風速と進路予想
Windyの最新マップでは、台風26号2025の進路とされる風の渦が明確に確認できます。
風速や気圧の変化を直感的に把握できるのが特徴です。
「Windy」は、気象庁やECMWF、GFSなど複数のモデルを統合して表示できる気象ビジュアルツール。
現在、フィリピン東方の海域で風速30〜40km/hの渦状循環が確認されています。
風速分布を確認する際のポイントは以下の通り👇
- 風速30km/h以上の渦が持続 → 発達の兆し
- 気圧が960hPa台に下がる → 台風化目前
- 上層風(250hPa)が緩い → 垂直発達しやすい条件
Windy上では、週末にかけて北上・発達するルートも表示されており、本州南岸付近へ接近の可能性も出ています。

Windyの風の渦がくっきり見えたら、ほぼ確実に“たまご確定”です!
秋の台風は油断できない!過去データから見る傾向
実は10〜11月の台風発生は珍しくなく、秋台風は進路急変とスピードアップが特徴。
過去10年の傾向では、10月下旬〜11月上旬に1〜2個の台風が発生し、勢力を保ったまま本州に接近するケースもありました。
特に秋の台風は「前線」とぶつかることで大雨になりやすく、台風が離れていても影響が出ることがあります。

秋の台風って“曲がる&速い”から、進路が読みにくいんですよね…!
米軍・ヨーロッパ・Windyを比較!最新進路傾向まとめ
台風26号進路予想世界比較では、JTWC・ECMWF・Windyの3機関いずれも発達傾向を示しています。
| 機関名 | 発達予想 | 進路傾向 | 注意点 |
| JTWC(米軍) | MEDIUM→HIGH見込み | 西〜北西進 | 発達スピードに注意 |
| ECMWF(欧州) | 強めに発達予測 | 西日本〜本州南岸ルート | 気圧980hPa前後 |
| Windy | 渦が形成・北上傾向 | 九州南〜関東南岸 | 気圧960台表示も |
各モデルとも「発達方向」で一致しており、日本列島に何らかの影響を及ぼす可能性は高いとみられます。

どのモデルも“発達”一致なのが怖いところ…週末は注意ですね!
台風26号となると・・・日本への影響と備え
現時点では進路確定前ですが、台風26号日本への影響は、10月27〜29日頃がピークとみられます。
西日本〜関東沿岸では大雨・強風のおそれがあるため、早めの備えを。
太平洋側では大雨・強風に注意が必要です。
- 九州南部〜関東沿岸:雨・風が強まる恐れ
- 交通機関:飛行機・新幹線の計画運休に注意
- 行楽・イベント:ハロウィンや遠足は日程再確認を

週末の予定、今のうちに“雨バージョン”も考えておくと安心です!
台風接近前にできる備えチェックリスト
- ベランダ・庭の飛散物を片付ける
- モバイルバッテリー・懐中電灯をフル充電
- 飲料水・非常食・カセットガスを1〜2日分用意
- 天気アプリ通知をONにして更新をチェック
秋の台風は夜間に接近するケースも多いため、日没前に準備を済ませておくのがポイントです。
\いざという時に備えよう!/

ライト・電源・水、この3つだけでも早めに確認しておこう!
まとめ:2025年秋シーズンの台風動向に引き続き注目を
台風26号のたまごは現在、米軍・ヨーロッパ気象庁・Windyいずれの解析でも“発達傾向”が一致。
正式な台風認定まではあと一歩という段階です。
今後数日で進路や勢力が固まる見込みなので、朝晩の天気更新をチェックしながら、安全対策を進めていきましょう。

今年も最後まで気を抜けない台風シーズン。最新情報はこまめにチェック!


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