確定申告の準備をしていると、e-Taxの手続きの中で「利用者識別番号」という言葉を見かけることがあります。
初めてe-Taxを利用する人にとっては「これは何?」「どこで確認できるの?」と戸惑うポイントの一つですよね。
実はこの利用者識別番号は、e-Taxで電子申告や納税を行うために必要なIDのようなものです。
この番号がないとe-Taxの手続きを始めることができません。
ただし、一度取得してしまえば基本的にずっと使えるため、事前に確認しておけば確定申告がスムーズに進みます。
この記事では
- e-Tax利用者識別番号とは何か
- 利用者識別番号の確認方法
- わからない場合の対処法
- 利用者識別番号の取得方法
を初心者にもわかりやすく解説します。

利用者識別番号は「e-TaxのログインID」。事前に確認しておくと申告がスムーズです。
利用者識別番号とは?
利用者識別番号とは、e-Taxを利用する際に必要になる12桁の番号です。
国税庁のe-Taxシステムに登録すると発行され、電子申告や納税の際に利用します。
この番号はマイナンバーと混同されることがありますが、実際には別のものです。
| 項目 | 利用者識別番号 | マイナンバー |
| 桁数 | 12桁 | 12桁 |
| 用途 | e-TaxログインID | 個人番号制度 |
| 取得方法 | e-Tax登録 | 住民登録時 |
| 有効期限 | 基本なし | あり |
一度取得した利用者識別番号は、原則として変更されることはなく、同じ番号を長く使い続けることができます。
そのため、確定申告を毎年e-Taxで行う場合は、この番号を大切に保管しておくことが重要です。

利用者識別番号はe-Tax専用のID。マイナンバーとは別の番号です。
e-Taxとは?簡単に解説
e-Taxとは、国税庁が提供しているオンライン申告システムです。
インターネットを利用して、確定申告や納税などの手続きを行うことができます。
従来は税務署へ書類を持参する必要がありましたが、e-Taxを利用すれば自宅から手続きが可能です。
e-Taxの主なメリットは次の通りです。
- 自宅から申告できる
- 24時間申請可能
- 還付金が比較的早く振り込まれる
- 書類提出が少なくなる
スマートフォンやパソコンから利用できるため、忙しい人でも手続きを進めやすいのが特徴です。

e-Taxを使えば、税務署へ行かなくても確定申告ができます。
e-Taxを利用する際には、マイナンバーカードの読み取りエラーやスマホ認証トラブルが発生することもあります。
カードが読み取れない場合の原因と対処法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ e-Taxでマイナンバーカード読み取れない原因は?スマホ認証エラー対処法
利用者識別番号の確認方法
すでにe-Taxを利用したことがある場合、利用者識別番号は次の方法で確認できます。
| 確認方法 | 確認できる場所 |
| 申告書控え | 申告書等送信票 |
| 税務署の通知 | 確定申告のお知らせハガキ |
| e-Taxログイン | マイページ基本情報 |
過去にe-Taxで申告した場合は、申告書控えに記載されていることがあります。
また、税務署から送付される「確定申告のお知らせ」ハガキにも記載されている場合があります。
e-Taxにログインできる場合は、マイページの基本情報からも確認できます。

ハガキ・申告書控え・e-Taxマイページで確認できることが多いです。
利用者識別番号がわからない場合の対処法
もし利用者識別番号がわからない場合でも、再確認する方法があります。
主な方法は次の通りです。
- e-Taxで変更等届出書を提出
- 税務署に問い合わせ
- 税務署窓口で本人確認
変更等届出書を提出すると、後日郵送で番号が通知される場合があります。
また、税務署へ問い合わせることで確認できるケースもあります。
窓口では本人確認書類を提示すれば、その場で手続きできることもあります。

番号がわからなくても再確認できます。焦らず手続きを行いましょう。
利用者識別番号の取得方法
まだ利用者識別番号を取得していない場合は、次の方法で取得できます。
マイナンバーカード方式(おすすめ)
最も簡単なのが、マイナンバーカードを利用する方法です。
e-Taxサイトから手続きを行い、スマートフォンでカードを読み取ることで番号が発行されます。
住所などの情報が自動入力されるため、入力ミスが少ないのがメリットです。

マイナンバーカード方式が最も簡単でスムーズです。
ID・パスワード方式
マイナンバーカードがない場合は、ID・パスワード方式で取得する方法もあります。
e-Taxの開始届出書作成コーナーで必要事項を入力すると、利用者識別番号が発行されます。
ただし、一度表示された番号は再表示されない場合があるため、スクリーンショットや印刷で保存しておきましょう。

カードがなくてもID・パスワード方式で取得できます。
税務署窓口で取得
パソコン操作が苦手な場合は、税務署窓口でも取得できます。
本人確認書類を持参すれば、職員の案内でその場で登録手続きを行うことができます。
対面で手続きをしたい人には安心な方法です。

窓口での手続きなら職員に相談しながら進められます。
利用者識別番号の変更や再設定
利用者識別番号は基本的に変更されません。
ただし、パスワードを忘れた場合や登録情報を変更する場合は「変更等届出書」を提出することで再設定が可能です。
住所変更などがあった場合も、同じ番号を使い続けることができます。

番号は変わらず、情報変更だけ行う仕組みです。
よくある質問(FAQ)
利用者識別番号とマイナンバーは同じですか?
いいえ、別の番号です。
利用者識別番号はe-Tax専用のIDで、マイナンバーとは用途が異なります。
家族で同じ利用者識別番号を使えますか?
利用者識別番号は個人ごとに発行されるため、共有することはできません。
利用者識別番号に有効期限はありますか?
基本的に有効期限はありません。
一度取得すれば同じ番号を使い続けることができます。
また、確定申告シーズンはe-Taxのトラブルだけでなく、税務署を装った詐欺メールも増える時期です。
「未払い税金のお知らせ」というメールが届いた場合の見分け方については、こちらの記事も参考にしてください。
▶︎ e-Tax「未払い税金のお知らせ」メールは詐欺?本物との見分け方と対処法
まとめ|e-Tax利用者識別番号の確認と取得
e-Tax利用者識別番号は、電子申告や納税を行うために必要な重要な番号です。
主なポイントを整理すると次の通りです。
- 利用者識別番号はe-TaxのログインID
- 12桁の番号でマイナンバーとは別
- 申告書控えやe-Taxマイページで確認可能
- わからない場合は税務署で確認できる
- 未取得の場合はe-Taxサイトから取得可能
確定申告の直前になって慌てないためにも、事前に番号を確認しておくことが大切です。
e-Taxを活用すれば、自宅から簡単に確定申告ができるため、ぜひ早めに準備を進めておきましょう。

利用者識別番号を事前に確認しておけば、確定申告がスムーズに進みます。


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